不動産売却は決まっているけど、引越しは大分先になる場合　売却開始のタイミングは？

こんにちは。名古屋市名東区、千種区、天白区、緑区、守山区、長久手市、日進市で
売却不動産を随時募集している株式会社LINKの西脇です。

今回は売却をするのは決まっているけど、引き渡しできるのが半年～1年以上先の場合
どのタイミングで売却を開始すれば良いのか？というご相談を良くいただくので
私のこれまでの経験等も踏まえて回答させていただきます。

(例)買い替え、住み替えで売却するが、新居への入居予定日が半年以上先なので引き渡しできるのが、引越し後なんだけど・・・
　 相続不動産の遺産分割協議中　相続人が確定したら売却するが確定までまだ数ヶ月はかかりそう・・・等々

『引き渡し期日を決めたらその条件で早く売却スタートした方が良い』
『引き渡し可能日が近づいてから売却スタートした方が良い』と2択で回答できるものではありません。

売却希望の不動産の種目が近隣で良く売りに出てくるものなのか？引き渡しが半年なのか１年なのか２年後なのか？
希少性がどのくらいあるのか？居住中であれば案内時の対応等が大丈夫か？等々…
総合的に考慮、売主様の要望等しっかりと打合せし、販売計画を立てる必要があります。

私の個人的な経験だと、最長手付契約から引渡日までが長かったケースは１年後が２件くらいありました。
引き渡し日が手付契約から半年前後の契約は８～１０件くらいはあったと思います。

例えば分譲マンションが密集していて、同じマンション内や近隣で売り物件が常時出やすい地域や
大規模な団地で戸建、土地の売り物が常時出やすい地域等は、よほど人気マンションや
南接道、角地、学校近く等の希少性が無い限り、引き渡し期日が長い物件を決める方は
レアケースとなると思います。よほど値段が割安感あれば別ですが・・・

逆に売り物件が出にくい学校区、駅直近、滅多に売り物件が出ないマンション等
希少性が高い物件であれば、多少引き渡し期日が長い物件でも、決まれ可能性が高いです。

また買い替えや住み替えの場合、居住中で販売開始すると、居住中の所の内覧のお客様が
来ますので、対応も必要です。それらがストレスで無いか等も検討する必要があります。

弊社はお客様の要望を良くお聞きし、最善のご提案ができるよう日々、地域の売出・成約情報等も
常時把握しております。是非、ご売却相談は弊社にいただければ幸いです。

私の個人的な意見にもなりますが、よっぽど希少性が高い物件で無い限り
引き渡し期日が１年以上の場合は成約に至る可能性はかなり低いと思います。

半年くらいであれば、良くあるケースですし、例年３月末～４月月初から転勤やお子様の学校替わり等で
購入を考える方も多いので、前年の９月以降で来春の転勤が決まっている、お子様の小中学校の入・卒業に
合わせて住み替えをする方も多いので来年３月末引渡可能とする、売り物件は増えてきます。
半年前後であれば十分、相場金額くらいで成約に至る可能性はあると思います。

前項でお伝えした通り、近隣の売買取引数の頻度、希少性によっても異なりますし
売主様の希望内容によって売却開始時期、条件等の販売計画を立てる必要があります。