株式会社LINK

不動産の売却 好条件で成約するのに重要なのは成約事例よりタイミング?ライバルの有無が大きく影響?

メールお問い合わせ

不動産の売却 好条件で成約するのに重要なのは成約事例よりタイミング?ライバルの有無が大きく影響?

不動産の売却 好条件で成約するのに重要なのは成約事例よりタイミング?ライバルの有無が大きく影響?

2021/10/19

☆不動産 高く売るには売出、価格変更のタイミングが重要です☆

不動産のご売却を検討の方、もう売却中の方 皆様、売却するならなるべ『高く』『好条件』で売りたいというのは、
誰しも思うことですし、依頼された不動産業者も同じ気持ちだと思います。

不動産業界に入り、16年半を超え300件以上の不動産取引を経験した私の感覚として
不動産の取引事例は同じマンション、近隣の面積、築年数が似た戸建、土地で時期がそんなに違わないのに
成約価格に結構幅があることがあります。どうしてそうなるのか、今回お話したいと思います。

どうして成約価格に大きく差が出るの?

もちろん、売却を急いでいて業者買取で売却した、事故物件で安く売却した、室内がすごく汚かった…等々
明確な理由があり、成約価格が安い事例もありますが、今回はそれ以外のお話です。

成約する価格に大きな差が出るのは、私は売却開始、価格変更のタイミングが最も重要だと考えます。
特に戸数の多い大規模マンション、マンション、戸建ての密集した団地のような所に当てはまるケースが多いですが、
人が多く住んでいる所は、購入需要も多いですが、売物件も多いことが通常です。

一般の物件をお探しのお客様は、通常成約事例はあまりご存じないので、自分の希望条件の中で
ネットや広告、不動産屋からの資料提供等で候補物件を比較検討するのが通常です。

思ったより安くしか売れなかったケースは?

当初聞いた査定金額より、思ったより、大分安くなってしまったというケースで多いのは、
販売開始時には比較検討されるような近隣の売り物件(ライバル物件)が少なかったが、
新規に近隣売出物件が増えた、他の物件が金額を下げて価格競争になってしまったというケースが良くあります。

購入を検討される方の多くは、希望条件に合う、近い物件を複数資料請求し
その中で絞り込んで内覧や検討される場合が多いです。
近隣に自分の売出物件と概要が近いものが多いと当然金額の安いものから、売れていくのが通常ですので
売却成立時期も遅くなりますし、金額も安くなるケースが多くなってしまいます。

思ってより高く売れるケースと?は?

査定より、思ったより高く売れたというケースで良くあるので、上記の安くなってしまったケースの逆で、
販売開始時に近隣に同じような物件が無い、少なかったので『査定金額より高かったが、すぐ買い手がついた』という
パターンが多いです。

他には『隣地の方が購入』『実家の近くや、子供の近くでちょうど探していた』等 購入動機の強い方に
タイミング良くマッチングしたというケースがあります。

上記と逆で需要のあるエリアで、比較が少ないと反響や内覧・商談も査定金額よりも高くても
発生しやすく、検討客が複数発生すれば価格交渉の入る余地も少なくなり好条件での成約が見込めます。

販売開始時、販売中の近隣物件の把握が重要です。

大切なのは販売を開始する時、販売開始後の近隣の自分の売却物件と概要が近く比較されるような物件が
新規で売りに出ていないか?金額変更は無いか?いくらで売れたのか?という情報の把握が重要です。

売却を急ぎで無い方は、ライバル物件が多い時の売出は避けるのも一つの手だと思います。

また売却開始後、『新規で近くで安く売りに出てきた』『金額を下げてきた』等の場合は
売出金額を下げる等の対策をとることが必要なケースもあります。

通常は売却を依頼すると、仲介業者から営業活動報告書や訪問、電話等で定期的に
販売状況の報告、近隣売り出し、成約事例、価格変更情報の提供はあると思いますが
報告、情報提供が少ない、無く案内や商談も入らないような状況であれば
放置されている可能性があるので、注意して下さい。

まとめ

ここまでお読みいただき、誠にありがとうございました。

今回書かせていただいた様に、同じ不動産でも売却開始、金額変更のタイミングによって
成約時期、金額等の条件が大きく変わるケースがあります。

特に近隣で売却物件が良く出る地域では、近隣売出、価格変更、成約の情報を把握し
対策を練ることが重要です。弊社では売主様への情報提供、報告を徹底いたします。

ご所有不動産のご売却を検討の方、他社に依頼中だが進展が無くお悩みの方がいらっしゃいましたら
是非、弊社にご相談下さい。心よりお待ちしております。

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。