2021年度、レインズの新規登録物件は微増 不動産業界ニュース紹介
2022/04/21
2021年度 レインズ新規物件登録は微増
(公財)不動産流通推進センターは2020年4月20日、2021年度および22年3月の指定流通機構の活用状況を公表しました。
2021年度(2021年4月1日~2022年3月31日)の新規登録件数は462万6,934件(前年度比1.3%増)となった。
月平均で38万5,578件の物件が登録された計算になります。物件別では、売り物件1は26万4,268件(同14.1%減)、
賃貸物件は336万2,666件(同8.6%増)。売り物件の取引態様別物件数は、専属専任媒介が14万2,580件(構成比11.3%)、専任媒介44万8,282件(同35.5%)、
一般媒介34万1,205件(同27.0%)となりました。
年度末時点の総登録件数は82万5,903件(前年度末比7.6%増)で、このうち売り物件が29万5,986件(全体の35.8%)、
賃貸物件が52万9,917件(同64.2%)であり、2年連続して賃貸物件が売り物件の件数を上回った結果になった。
また、売り物件の成約報告件数は、18万6,084件(前年度比0.8%減)だった。
【レインズとは】
「レインズ(REINS)」とは国土交通大臣から指定を受けた不動産流通機構が運営しているコンピューターネットワークシステムです。
「Real Estate Information Network System(不動産流通標準情報システム)」の英語の頭文字を並べて名付けられ、組織の通称にもなっています。
レインズは設立以来、一貫して利用の拡大が続いており、不動産取引を行なううえでなくてはならないインフラ(基盤)となっています。
一般の人は原則見ることはできず、宅地建物取引業免許を持った不動産業者が閲覧可能です。
全国には地域別に、4つのレインズが存在します。